SHIe-DIYサラリーマンむく太郎EX 第2章

DIYにハマった不器用なサラリーマンのぼくが、お金をかけずに自分テイストで作った家具、雑貨、エクステリアをコツコツ紹介するブログです。

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\むく太郎の作品が買えるオンラインストア、OPENしました☟/

暮らしの道具オンラインストア「SHIe」-シエ-

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古き良き、でも進化していく技を知って「新しい」を創っていかなくちゃならない。

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むく太郎です。

また想像もできなかったことが目の前で起こっています。

木工界の偉人と呼ばれ、名誉ある賞や行政からの認定も受けている方がぼくの職場で今週から作品の展示をされています。

直接お話を聞いて、これはぼくも書かねばと思い、執筆しているところです。

2018.1/25追記

ドキュメンタリー番組の製作・放映が決定されました。

追って詳細はお知らせいたします。

目次

曲物(まげもの)ってご存知でしょうか?

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JapaneseCulture WAKA 和香 日本文化を世界に発信 / Flower vase Bend Wood(木曲げ花瓶)WKM17082902より画像引用

綰(わげ)物とも。ヒノキ,スギなどを薄く削った材を円形または長円形に曲げて作った容器。火にあぶるか熱湯に入れて曲げ,合せ目をサクラやシラカバの皮をテープ状にしたもので縫合する。

曲物(まげもの)とは - コトバンク

歴史は古く、平安時代のころからすでに日用品として「桶」などが使われ、江戸時代には「弁当箱」。

いわゆる曲げわっぱとして親しまれてきました。

それから現在も根強い人気がある伝統工芸のひとつとして多くのファンに親しまれています。

この「曲物」を生み出す、全国でも数少ない方の一人であり、栃木県伝統工芸士として「曲物」で唯一認定されている、村田茂さん。

村田さんが主宰する「宇都宮市伝統工芸品産業振興会」の皆様の作品が職場のフリースペースにて展示されています。

まずもって、なぜここでやるのか。

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(冒頭の写真、実物が展示されてます・・・・)

ぼくの職場は、食、運動、施術の三本柱を起点とした健康応援施設です。

あまりない業態ですし、それだけでもかなり面白い場所だと思います。

とにかく、財界をはじめ、芸能界や世界からもファンが訪れて作品を買っていく。

そんな木工芸術の巨匠がなぜ、ここでやるのか。

ご縁と場所が気に入った。

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昔から村田さんの作品を飾っていたり、お付き合いがあったそう。

何気なくつぶやいたこれ。

これ、作品でした。

受付に飾られ、文言にも深みとユーモア。

いつまで見ていても飽きないんです。

そしてね、お付き合い以上にヒノキやスギなどの「木」をふんだんに使った店舗がとても気に入られたのも決め手の一つだそうです。

なんたって、丸太の柱がところどころにあるんですから。

そんな想いを聴いた、院長。

本当にご縁を大切にするんです。そして、誰もやらないことをやる。

ぜひ、うちで開催しましょう!知ってもらいましょう!」と。

決まったのはほんの数日前。

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(屋久杉だそう。圧倒されてます。)

この展示会が決まったのは、本当に先週くらいで。

提案を受けて、事前に院長とお話を伺いにいくと、これまたすごいお話が。反面、考えていかねばならないこともたくさん分かった。

ものすごい逸話も聴けました。

これはオフラインにしまっておきますね。

もう一言一言の人間味がすごいんです。

こちらから、展示に際しての注意として、

小さい子供もよく訪れます。もし触れたりして壊したりしたら・・・

という問いに、

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壊れたら、しょうがないよ。子供たちも壊しにはこないでしょう。

器の大きさは、経験からなのでしょうか。余裕があります。

どの作品も貴重なものなので、あらゆる隙をついて盗まれたら・・・

という問いに、

泥棒もそれが欲しかったんだから、仕方ないよ。

話せば話すほど、深いお人柄です。

木工をやっているものとして、月と砂の差はありますが、学ぶことだらけです。

ここは言わねばならんと思うことが二つ。ひとつめは、

  • この振興会は解散が決まっています。行政の支援が将来性の不確かさから打ち切り、しかも事前の根回しなし。

行政から認定を受けているにも関わらず、支援が打ち切られるそうです。理由、「協議の結果、規模の縮小が考えられるため

それを聞いたぼくは、がっかりでした。

規模が小さいから、でも大切だから支援をするんじゃないのかと。

予算もあるのは、わかります。

なんかもっとうまくできないのかな。

だから、ぼくらのような民間が一緒にやって盛り上げていかなきゃだめだと強く思いました。

そして二つ目、

  • 曲物技師の後継者がいない。手を止めたら、そこで終わってしまう。

ここが一番の問題。後継者がいないんです。

前述の問題と絡めると、技師の高齢化、そして目指しても、のちに転職等で人材が不足しているそうです。

不足というかゼロです。

10年頑張って、同じレベルに到達できるかって言ったら、無理です。

が、技術としてなんとか残すことは出来ないか。

だから、知ってもらいたい。

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ぼくに出来る事は、発信すること。

実際にこんな技術、人がいるということだけでも知っていただければと思っています。

木が流線形を描き、美しいひとつの作品として生まれ変わるような高い技術と熟練の経験がなせる業を間近でご覧いただける機会は、そうありません。

大変貴重な作品の展示会です。 

ちなみに所有する秘蔵品も展示してあるんですが、マニアやコレクターは卒倒の品物があります。

「暮らしの中の工芸展」

期間:11/13~11/18

場所:栃木県宇都宮市若草3-13-26

   RadianceSource内フリースペースエリア

 

村田茂さんプロフィール

 村田 茂
・栃木県伝統工芸士認定・栃木県伝統工芸品指定
・第20回栃木県美術展最優秀賞
・平成11年伝統的工芸品産業功労表彰
・平成17年全国伝統工芸品公募展優秀賞
・ねんりんピック工芸の部優秀賞

伝統工芸士 村田さんの欅・栓・杉材を自在に曲げて作り出す作品には国内外から多くの注目を集めています。現在のところ後継者も不在で作品も限られた数のみが提供されています。

とちぎの伝統工芸品|曲物

 

では、じゃばら。